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横須賀に県政の光を

神奈川県議会議員

井坂しんや

いさか 新哉

活動日誌

石炭火力発電所の大気汚染について

2018年3月26日

3月21日に横須賀石炭火力発電所建設について考える会、気候ネットワーク、グリーンピース・ジャパンの主催で行われた「東京湾の石炭火力発電所新設による大気汚染で何が起きるか」という学習会に参加しました。

学習会では、グリーンピース・インターナショナルの石炭・大気汚染部門の上級国際キャンペーナーのラウリ・ミルヴィエルタ氏が行った「新規石炭火力発電所による大気環境および健康への影響」のマップサイトについての紹介とその内容の解説と講演がありました。

新規石炭火力発電所による大気環境および健康への影響については、グリーンピースのサイトでも見ることができます。

また、ラウリ・ミルヴィエルタ氏が千葉県や国会内でもセミナーを行い、また、このマップについては新聞にも紹介されました。

朝日新聞 https://www.asahi.com/articles/DA3S13412212.html?iref=pc_ss_date

などです。

私が、その中で一番印象に残ったのは、石炭火力発電所ができることによる健康リスクについての影響評価を行うべきとのことでした。
講演の中でラウリ・ミルヴィエルタ氏は、横須賀で新設される石炭火力発電所から排出されるNOxやSOx、PM2.5などによる大気汚染で、早期死亡する方は年間88人と示されました。
この数字は、アメリカの環境保護庁でモデルとして推奨されている大気拡散モデルを参考にし、また、健康リスクについてはアメリカ癌学会の研究:微粒子大気汚染と死亡リスクに関する研究をもとに算出しています。
そしてその中で、アメリカやEUでは、環境影響とともに健康リスクへの影響を数字を示しながら検討することが一般的になっていることを指摘しました。
今回1月31日と2月4日に開催されたJERAの説明会でも、PM2.5や水銀の影響についての質問に、環境基準を下回っているという内容だけで、健康被害に対する説明はありませんでした。
ラウリ氏は、建設計画を最終的に判断する時には、健康被害に対するリスクを評価したうえで判断するべきと述べました。

また、世界保健機関(WHO)は現在のPM2.5の濃度が限界値を超えているか超えていないかにかかわらず、この濃度が下がれば人々の健康にとって良い結果をもたらす。と示していることを紹介し、「大気汚染に安全なレベルはない。」と述べました。

この講演を聞いて、環境問題に対する認識を深めたとともに情報公開の大切さ、日本における健康リスクの評価の大切さを実感しました。

もっと多くの人に聞いてもらえればと思いました。